8の字の幸せ
コペンハーゲン・オレスタッド 8 HOUSEハウス（デンマーク）
デンマークの建築スタジオBIG（ビャルケ・インゲルス・グループ）による幸福の方程式は、コペンハーゲン南部のオレスタッドにある「8ハウス」である。このユニークな村は、景観の中に無造作に配置されているのではなく、有名な住宅ビルを垂直方向に積み重ね、8の字型に建築されている。
「8ハウスは、建築の錬金術の見本である。店舗、長屋、アパートといった伝統的な材料を、伝統的でない方法で混ぜることによって、黄金とまではいかなくても、付加価値を生み出すことができるという考え方である。店舗は通りに面し、オフィスは北の光に面し、住宅は太陽とオープンスペースへの眺望に恵まれている。8 Houseは、多くの住人の生活の質を最大化するために、ねじれたり曲がったりしながら、結び目へと変化する周辺ブロックです」と、建築家でありBIGの創設パートナーであるビャルケ・インゲルスは言う。
アパートメントは上層部に配置され、商業プログラムは建物の下層部で展開される。その結果、異なる水平レイヤーがそれぞれ独自のクオリティを獲得した。アパートは眺望、太陽光、新鮮な空気の恩恵を受け、オフィスは通りの生活と融合している。このことは、8ハウスの形によって強調されている。北東の角は文字通り吊り上げられ、南西の角は押し下げられ、南の中庭に光と空気が入るようになっている。
この建物は、500平方メートルの共用施設がある十字架の中心によって区切られた、いくつかの親密な中庭を作り出している。居住者がリラックスして集まれるように、建築スタジオはコミュニティ・スペースに当社のPORTIQOA ベンチを設置した。このベンチは、その知的な形状と斜めに組まれた側面による印象的な光学的効果で、この型破りな複合施設のコンセプト全体に完璧にフィットしている。
プロダクト：PORTIQOA
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